<「ARIA」登場人物の年齢についての考察2>

注:ここには管理人が「ARIA」単行本の9巻を読んで、ちょっと「えっ?そういう設定にしちゃったの?」と思う部分があったので、それについて好き勝手なことが書いてあります。
「考えは人それぞれであり、どんなものでもそれはそれで一つの考え方だ」
と受け入れられる方のみお読み下さい。
大げさに書いてますが、基本的に屁理屈の延長線上に位置する内容です(^^;
因みに「読んで不快に思った」、「読まなきゃ良かった」といったような内容のものは、上記の注意を読んでいないという事ですので、削除させて頂きます。ご了承下さい。
※反論、及び意見等に関しては、掲示板やメールで自由にお送り下さいm(__)m


(誤閲覧防止のため、空白行を多少とっています。読まれる方のみスクロールしてお読み下さい)





















【アリシアさんさん15歳プリマ昇格について】
コミックス9巻では、アリシアさんが15歳でプリマになった(業界最年少記録)という設定が出てくるのですが、この設定はどうなんでしょうか。
正直に言わせてもらえれば、「ちょっと納得行きません」(^^;
何故ならこの設定をすることによって、少なくとも下記の2点におけるマイナス要因(あるいは矛盾点)が発生すると管理人は考えるからです。

1.アリスの「天才性」の低下
2.アリシア入社年齢の不思議

[アリスの「天才性」の低下、及びアリシア入社年齢の不思議]
アリスは「ARIA」の世界において、紛れも無く「天才」という位置づけです。
もちろん、それは「ゴンドラを漕ぐ」場合にのみ有効なものではありますが、わざわざ業界最大手の「オレンジぷらねっと」がミドルスクールに在籍中の学生をスカウトして「特別に」入社を許されたという事になっています。
※オフィシャルガイドブックを読むとミドルスクール在籍中に入社を「許された」と表記されている。
つまり、14歳での入社は(恐らくはミドルスクールまでは義務教育でしょうから)、まさに学生のまま就職しているという「異例の措置」ということは間違いありません。
しかし、今回の設定により、アリシアさんが入社したのも15歳以下ということになってしまいます。
しかも、あくまでこれは最低ラインであって、実際にはプリマになるまでには、どう譲っても1年以上はかかるでしょうし(これ以下だと水先案内人という職業そのものの価値・専門性が低下してしまうと思います、その観点から言えば正直2年は欲しいところですが)、そう考えるとアリシアさんも14歳以下で「ARIAカンパニー」に入社したのはほぼ間違いないでしょうし、更には晃さんまでが14歳以下で「姫屋」に入社と言うことになります。
※上記の部分については特定の条件下(入社時期が7/29〜10/30の場合、あるいはアリシアさんと晃さんが完全に1学年違う場合)では成り立ちません
こう考えてくると14歳以下での入社はわずか数年前にもあった出来事であり、過去に(それもわずか数年前に)前例のある(1件または2件以上)出来事だと言うことになります。
加えていうなら、アリシアさんは晃さんの真似をして水先案内人を目指したということになっており、それまでにゴンドラを漕ぐということは(少なくとも一定の期間、集中的に)ほとんど無いと思って間違いありません、という事は在学中に「ゴンドラ部」(これはアニメ版のみの設定?しかし、スカウトされている以上は似たような環境であることは間違いない)に在籍しているアリスと比較すれば、入社時点での(ゴンドラ操作における)力量差は明らかですし、それ以前の問題として「アリシアさんが15歳以下の年齢でARIAカンパニーに入社出来た事」自体がおかしな話ということになってしまうのです。(アリスの措置は「ゴンドラ操作の力量を認められた」のが要因のため)
・・・と、言ったような事を考えてしまうと、14歳以下での水先案内店への入社は、さほど珍しいことでもなく、アリスの大きな特徴の一つであるである「天才性」がどんどん低下して(薄れて)きてしまうように思えるのです。

※細かい点ではもっと色々と気になるんですが、上手く文章にまとまらなかったので省略しています。

<結論>
だから、「水の三大妖精」はもう少し年齢が上のほうが良いんだって!!
…またもこんな結論でスミマセン(^^;


ああ、閲覧者の人たちからの「そんな細かいこと気にすんなよ!」って声が聞こえてきそうだ…(笑)

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